屋根葺き替えリフォーム O様邸

こんにちは!横浜市戸塚区にある工務店、株式会社ライズリカバリーです。

明けましておめでとうございます!本年も(株)ライズリカバリーを宜しくお願い致します。

さて、2023年最初のブログは、神奈川県海老名市のO様邸の屋根葺き替えリフォームの紹介です。

お客様は以前にも弊社をご利用いただいたお客様で、今回も弊社にリフォームのご依頼をくださいました!ありがとうございます!

もともとの屋根は深緑の色が素敵な瓦屋根でした。瓦屋根は日本家屋の象徴でもあり、いまでもよくみかけますよね。和の外観が美しく、耐久性も高い瓦屋根ですが、非常に重いので耐震性のある建物でないと、地震等の災害時に不安が残ってしまいます…

そこで、今回は耐震性を重視したリフォームで、軽くて耐久性も高い金属屋根に葺き替えを行っていきます。

瓦を一枚一枚手作業で解体していく、瓦降ろしという作業を行います。写真をみるとかなり多くの枚数の瓦が屋根に乗っていることが分かりますね。弊社調べでは、平均的な大きさの瓦屋根のお家では、瓦の総重量は約3トンだそうです。約3トンは、某横浜市の動物園のメスのゾウさん1頭と同じ重さです。

地震が起きた時、建物の高さが高いほど、屋根の重量が重いほど建物の揺れは大きくなります。それにより建物の柱や壁に亀裂を作る一因にもなってしまいます。昔ながらの日本家屋に多く使用されている瓦屋根には少なからず耐震性の懸念が生じてしまいますね。

瓦を全て解体し終えるとこのような状態になります。

屋根と並行に置かれている木材は桟木(さんぎ)といい、瓦は一枚一枚この桟木に引っ掛けて釘で固定されています。桟木も全て撤去し、屋根の土埃等の掃除を行い、瓦降ろしの作業は終了です。

新しい野地板を張ります。既存の下地に重ねて張ることで、屋根の構造的な強度を高めます。

続いてルーフィングシートとよばれる防水シートを張ります。

屋根は、必ず野地板・ルーフィングシート・屋根本体の3つからなり、それぞれをきちんと施工することで丈夫で防水効果も高い屋根になります。

最後に屋根本体の金属屋根材を張ります。今回はニチハさんの横暖ルーフのKブラウンのカラーを使用しました。

横暖ルーフはガルバリウム鋼板という耐久性の高い金属からなる屋根材で、さらに屋根材自体に断熱材が付帯しているため、断熱性能も高い製品です。デザインはシンプルなため、和風・洋風等どんな建物にも合いますよ。

そして金属屋根材は、瓦屋根と比べて非常に軽いことが強みです。横暖ルーフは瓦屋根の約10分の1の重さなので、金属屋根に葺き替えるだけでお家の耐震性がアップします。

金属屋根を全体に張り終えたら、棟板金を施工します。棟板金とは写真の木材のある位置(屋根の頂上を棟といいます)の板金のことです。こちらも約10年で劣化症状が出始め、板金の下の木材が腐食してしまうため、屋根リフォームと同時にチェックしておきたい部分です。

瓦屋根葺き替えリフォームの完成です!

軽くて耐久性のある屋根になりました!屋根の重量が軽くなることで、耐震性も高くなりますね。

お客様も「綺麗な屋根になり嬉しいです」と喜んでくださいました。

弊社では、瓦屋根葺き替え工事のほかにも外壁塗装、トイレやキッチンなどの水廻り、内装工事、ウッドデッキやベランダ・お庭などの外構工事、サッシ工事など

おうちのどんな工事でもやらせていただきます。

小さなことでも担当者がすぐに駆け付けますので、お気軽にご連絡ください。