瓦屋根葺き替えリフォーム M様邸
こんにちは!横浜市戸塚区にある工務店、株式会社ライズリカバリーです。
本日は横浜市泉区のM様邸の瓦屋根葺き替えリフォームの紹介です。
リフォーム前は瓦屋根でしたが、地震の際に不安を感じてしまうので、軽い屋根にリフォームしたいとのご要望でした。
瓦屋根は耐久性の高さが特徴で、種類ごとに異なりますが粘土瓦ですと約50~100年の耐用年数だといわれます。その反面、重量があるので耐震性に不安を感じてしまう方も少なくないです。
屋根が重いほど地震の際の建物の揺れは振り子のように大きくなり、屋根が軽いほど建物の揺れは小さくなります(図1参照)。ただし、屋根の重量だけではなく、建物が耐震構造で建てられているかも耐震性に大きく影響します。昔に建てられた建物は現在基準の耐震構造で建てられていない可能性があり、大きな地震が起きてしまったら最悪の場合倒壊してしまう危険があります。
そのため、全ての瓦屋根は重くて危険というわけではないので、建物の構造にあった屋根の選択やリフォーム等で耐震性を上げることが大切ですね。
お客様のお家の屋根は瓦屋根から金属屋根に葺き替えリフォームを行いますよ。
瓦屋根を1枚1枚手作業で取り外す瓦降ろしの作業を行うと、ボロボロになった防水シート(ルーフィングシート)が出てきました。瓦屋根は耐久性が高いので一見問題ないように見えても、中のルーフィングシートや野地板にが劣化していたり、雨水が染み込んでいる場合もあるので、約15年~20年毎に点検してもらうのがおすすめです。
古いルーフィングシートや瓦を引っかける桟木も撤去し、埃や砂の掃除を行って、瓦降ろし作業は終了です。
新しく野地板とルーフィングシートを張ります。野地板は屋根下地の強度を高め、ルーフィングシートは屋根材の隙間から侵入した雨水を外に排出し、野地板を雨水から守る役割があります。
ルーフィングシートは田島ルーフィングのPカラーEX+という改質アスファルトルーフィングを使用しました。こちらは通常のルーフィングシートよりも耐久性が高く、耐用年数も通常のものの約2倍といわれています。
ニチハの横暖ルーフ Kブラックを張ります。横暖ルーフはガルバリウム鋼板から作られているので錆びにくく、耐久性も高いですし、断熱材が付帯しているので断熱性も高い屋根材です。
最後に棟板金の取り付けを行い、葺き替え工事は終了です。
完成後がこちらです!
瓦屋根葺き替えリフォームの完成です!
金属屋根に葺き替えたことで屋根の重量は、瓦屋根の約10分の1に減り、耐震性が高まりました!スタイリッシュなデザインも素敵ですね!
お客様も「軽い屋根になり安心です」と喜んでくださいました。
弊社では、瓦屋根葺き替え工事のほかにも外壁塗装、トイレやキッチンなどの水廻り、内装工事、ウッドデッキやベランダ・お庭などの外構工事、サッシ工事など
おうちのどんな工事でもやらせていただきます。
小さなことでも担当者がすぐに駆け付けますので、お気軽にご連絡ください。