屋根 貫板と棟板金の交換リフォーム A様邸
こんにちは!横浜市戸塚区にある工務店、株式会社ライズリカバリーです。
本日は、横浜市磯子区のA様邸の屋根貫板交換リフォームの紹介です。
貫板(ぬきいた)とは、屋根の頂上部にある棟板金を固定するために使われる下地材のことで、棟板金の下に貫板があります。かつては日本全国にスギがあったことから木製の貫板をよく使用していました。ところが、木製ですと雨水や湿気などの水分をよく吸水するため劣化が早まり腐食につながってしまうという欠点があります。さらに、腐食が進むと、雨漏りや釘浮きが発生し棟板金が落下してしまうなどのリスクが生じる可能性がでてきて危険です。
お客様のお家にも木製の貫板が使用されており、貫板に雨水の浸透した後や、釘浮きの部分が見られました。
棟板金の耐用年数は10~15年と言われていますが、実際は、棟板金を固定する際に使用する釘がぬけてくることがあるため、7~10年程でメンテンナンスをされることをおすすめします!



今回は、プラスチックでできている樹脂製の貫板と金属でできているガルバリウム製の棟板金へ交換をしました。
まずは、固定している釘を抜いて棟板金を取り外します。そして、既存の貫板を取り外し、全て撤去していきます。



下地となる新規貫板をビスで固定します。この時に使用する貫板は樹脂製のものです。
木の貫板は濡れ続けると腐食し、腐食が進行すると貫板の強度が失われてしまいます。そうすると、棟板金を固定している釘が抜けたり錆びてしまって固定する力が弱くなり、台風など強風の際に棟板金が飛散してしまう可能性があります。木の貫板に防水シートが貼ってあったとしても年数が経つと効果が薄れるため結局は染みてしまいます。ですが、樹脂製の貫板なら、水に塗れても腐食の心配がありません!さらに、温度変化による膨張・収縮の影響も受けにくいため経年劣化の影響が少なく、長持ちします。また、樹脂製の貫板の固定はビスで留めるため、木の貫板のように釘が抜けてくるという心配もありません。



貫板の上に新しい棟板金を取り付けます。
棟板金は屋根の頂上のカバー部分になるため、雨風の影響を最も受けやすく、台風や強風で被害が発生しやすい部分になります。強風をきっかけに棟板金が飛散したり、雨漏りが起こったりする可能性があるため、貫板の上にしっかりとカバーをすることが重要です。
そもそも棟板金の飛散や剥がれが起きてしまう原因は、様々な理由により棟板金を貫板に取り付けるときに使用した釘が浮いてくることです。もし釘浮きが見えましたら、棟板金は必ず変えましょう。
今回、棟板金は金属製のガルバリウム鋼板を使用します。金属であっても、アルミニウム、亜鉛、シリコンでめっきされた鋼板のため、サビにとても強いです!そのため、耐久年数もアップします。
そして、しっかり合わせるためにコーキングをしたら完成です!





キレイな貫板と棟板金に生まれ変わりました!雨漏りや強風の心配がなく、安心して過ごせますね!
貫板は棟板金を外さないと見えないことから、腐食の進行に気がつきにくく、気が付いた時には雨漏り、強風による棟板金の飛散など大きな被害になりやすいです。被害が拡大する前に専門の施行会社に点検を依頼してくださいね。
弊社では、屋根塗装のほかにも屋根葺き替え工事や外壁塗装、トイレやキッチンなどの水廻り、内装工事、ウッドデッキやベランダ・お庭などの外構工事、サッシ工事など
おうちのどんな工事でもやらせていただきます。
小さなことでも担当者がすぐに駆け付けますので、お気軽にご連絡ください。