屋根塗装リフォーム U様邸

こんにちは!横浜市戸塚区にある工務店、株式会社ライズリカバリーです。

すでに猛暑の毎日ですが、なるべく涼しい場所で過ごしたり水分補給を欠かさずに、熱中症に気を付けて8月を過ごしたいですね。

それでは、本日は横浜市戸塚区のU様邸の屋根塗装リフォームの紹介です。

お客様のお家の屋根はもともとカラーベストとよばれるスレート屋根で、所々に塗装の剥がれや黒ずみの汚れが見られました。これらの症状は屋根の防水機能が低下して水が染み込んでしまっているサインです。スレート屋根は塗装で防水機能をもつので、経年劣化や紫外線等の影響で塗装が劣化していくと防水機能も低下してしまいます。そうすると、スレート屋根には水が染み込み屋根材が割れやすくなったり、カビや苔が生えるなど屋根のダメージに繋がってしまうのです。

屋根を長持ちさせるためには、約10年毎に塗り替えを行うのがおすすめですよ!

屋根の状態を調べさせていただいた際に棟板金の固定が弱くなっていましたので、貫板の交換も同時に行います。貫板は棟板金の棟下地として設置されていて、木材のため経年劣化により痩せ細ったり腐食してしまいます。貫板が劣化すると棟板金の固定している釘が浮いてしまい、台風等の強風で棟板金が飛ばされてしまう危険もあります。

棟板金を取り外し、古い貫板の撤去を行います。新しい貫板を設置し、棟板金をしっかり固定して貫板交換工事は終了です。

ここから屋根塗装の工事になります。

はじめに高圧洗浄で古い塗装の膜(塗膜といいます)やカビ等の汚れを落とします。塗装面に古い塗膜が残っている状態で上に塗装をしてしまうと、屋根材にしっかり密着せずに古い塗膜と一緒に剥がれ落ちてしまうので、高圧洗浄で丁寧に塗膜や汚れを取り除くことが大事です。

乾燥後に下塗り専用の下地強化剤で下塗りを行います。下塗りは下地表面の凸凹を整え、仕上げ用塗料と屋根材との密着性を高める役割があります。

下塗り後にタスペーサーという道具を屋根の継ぎ目に挿し込みます。雨が降ると屋根材の中に雨水が入り込んでしまうことがありますが、屋根材と屋根材の継ぎ目には隙間があり、その隙間から自然に雨水が排出される仕組みになっています。ですが、塗装を行うと隙間が塗料で塞がれてしまい雨水の排出ができなくなってしまうので、タスペーサーを挿し込むことで屋根材の隙間を確保しています。

中塗り・上塗りではアステックペイントのシャネツテックSi-JY カーボングレー を使用し、塗装を行いました。こちらの塗料は製品名の通り、遮熱性が高い塗料で温度上昇の原因となる近赤外線を反射し、屋根表面の温度上昇を抑制する効果があります。メーカーが行った遮熱試験では、一般塗料の屋根温度と比べてシャネツテックSi-JY使用の屋根温度は20度も低いという、高い遮熱効果が実証されています。遮熱効果で室内環境も快適化されますね!

中塗り・上塗りと重ねて塗装することで、塗料の規定の厚み(塗膜)を作ることができ、遮熱性や防水性等の塗料の機能が最大限に発揮されます。また、色ムラも整えられるので、美しく仕上がります。

上塗り

塗装工事終了後がこちらです↓↓

After

屋根塗装リフォームの完成です!

リフォーム前の赤い屋根と印象がガラリと変わり、シャープな屋根になりましたね!遮熱性が高いので、夏場の暑さが少しでも和らぐと嬉しいです!

お客様も「綺麗になってよかったです」と喜んでくださいました。

弊社では、屋根塗装のほかにも屋根葺き替え工事や外壁塗装、トイレやキッチンなどの水廻り、内装工事、ウッドデッキやベランダ・お庭などの外構工事、サッシ工事など

おうちのどんな工事でもやらせていただきます。

小さなことでも担当者がすぐに駆け付けますので、お気軽にご連絡ください。