屋根葺き替え工事 S様邸

こんにちは!横浜市戸塚区にある工務店、株式会社ライズリカバリーです。

神奈川県の緊急事態宣言が延長になりましたね。弊社も感染対策を引き続き行っていきたいと思います。

弊社の社員・職人は常にマスク着用、アルコールスプレーの常備、毎朝の体温チェック等の体調管理をしっかりと行っておりますので、ご安心ください!

本日は横浜市戸塚区のS様邸の屋根葺き替え工事の紹介です!

元の屋根はカラーベストとよばれるスレート屋根でした。

スレート屋根とはセメントを主成分に繊維素材をつなぎにして加工した屋根材のことで、軽量なので建物への負荷が少ないですが、防水性が低いので約10年に1度塗装をする等のメンテナンスが必要になります。

お客様のお家の屋根は全体に色褪せてしまっていますね。塗膜効果がなくなり劣化し始めている証拠で、水を吸収しやすい状態になっています。

棟板金には錆があり、釘も抜けてきていて劣化が見られます。

釘が抜けてしまうのは棟板金の熱膨張(熱で金属が膨張してしまう現象)が原因で、日中は太陽の熱で棟板金が膨張し、夜は気温が下がり棟板金が収縮します。それを繰り返すことによって釘がだんだんと抜けてきてしまいます。築7~10年で大抵のおうちは釘が抜けてきます。

釘が抜けてしまうと、穴から棟板金の下にある貫板に雨水が伝わり腐食し、貫板交換が必要になってしまいます。また、風で棟板金が飛ばされてしまう可能性もあり、非常に危険です。

カラーベストのメンテナンスには塗装工事もありますが、今回はカバー工法を行います。

カバー工法とは既存の屋根の上に新しい防水シートと屋根材を葺く施工で、既存の屋根の上に新しい屋根ができます。

塗装工事よりも耐用年数が長くなり、防水機能を新しくするので屋根本来の防水機能が取り戻せます。

カバー工法はカラーベストのような薄い屋根材だからこそできる施工なのです。

それでは施工開始です!

既存の屋根の上にルーフィングという防水シートを貼ります。屋根材の下に敷く下葺き材で最終的に屋根からの雨漏りを防ぐ大事なシートです。

ルーフィングを貼り終えたら、本体の金属屋根を張りつけます。

今回は”横暖ルーフ”というガルバリウム鋼板の金属屋根材を使用しました。

横暖ルーフは何度かブログでも紹介していますが、断熱性能が高いことが特徴です!ガルバリウム鋼板の屋根材はとても軽量で耐久性にかなり優れています。そこにさらに断熱材を付帯して断熱性を高めたのが横暖ルーフです。

この写真のような葺き方を”千鳥葺き”といいます。

横葺きで一列ごとに金属屋根材の位置をずらし、千鳥格子のように葺いていきます。

これは弊社の板金職人こだわりの葺き方で、見た目も綺麗で材料も少なく施工できます。

千鳥葺き

今回は下屋根も一緒に葺き替えのご希望でしたので、下屋根も同時に施工しました!

After

完成しました!千鳥葺きがとても綺麗ですね!

横暖ルーフは屋根材に塗装が焼き付けてあるので、塗装等のメンテナンスの必要がありません!

お客様も「シンプルで気に入った」と喜んでくださいました。

弊社では、屋根葺き替え工事のほかにも外壁塗装、トイレやキッチンなどの水廻り、内装工事、ウッドデッキやベランダ・お庭などの外構工事、サッシ工事など

おうちのどんな工事でもやらせていただきます。

小さなことでも担当者がすぐに駆け付けますので、お気軽にご連絡ください。

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